2012年9月26日水曜日

山の組曲/−新選− 山のパンセ




『山の組曲』
編者代表・串田孫一 創文社 1961年
初版 ヤケ・シミ・汚れ・スレ・ヨレ・破れ有
9人による9つの随筆、彩画や版画、そして写真とともに、それぞれ好みの題目を分担して山に対する思いが表現されています。
この本は「山のABC」という名著の延長の形でできています。
ページをめくるたびに目に飛びこんでくる、いろいろな山の表情はどこか懐かしく暖かい気持ちにしてくれます。
あとがきには、あえて地名が入っていないのは、具体的な地名による束縛を避け、いつか、どこかであなたが見たような気のする遠い世界へ、自由に入り込んで頂きたい。と記されています。


『−新選− 山のパンセ』 岩波文庫
詩人・哲学者の串田孫一の山をめぐる随筆集。
読み進めるうちに、詩的な文章で綴られた山々の表情をとおして、自然の優しさや厳しさ、美しさを教えてくれます。山を愛おしく感じる1冊。


『富士山』 毎日新聞社 昭和54年







 

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